耳よりだより

2016.08.09

体調管理

心臓病予防の生活習慣、ここがポイント!


 毎年8月10日は「健康ハートの日」。さらにこの日から1週間は「健康ハート週間」に定められています。これは1985(昭和60)年に日本心臓財団と厚生省(厚生労働省)が制定したもので、期間中は心臓病に対する予防意識の向上をめざした健康フェアが各地で開催されます。
 心臓病は心臓に関する疾患の総称で、心疾患とも呼ばれます。急速に進む高齢化や、食生活の欧米化など生活習慣が原因で年々増加しており、現在、心臓病はがんに次いで日本人の死因第2位になっています。心臓病が恐ろしいのは突然死に結びついてしまうところで、日本心臓財団によると、急性心筋梗塞をはじめとした心臓病が突然死の原因の6割以上を占めているそうです。
 心臓病に起因する突然死を防ぐためには、まずは生活習慣の改善が望まれます。特に重要なのが食生活で、日本心臓財団が提唱している「健康ハート10か条」では、食生活に関する項目が約半数を占めています。そこで今回は、心臓病予防につながる食生活など、生活習慣の改善ポイントについてご紹介します。
※「健康ハート10か条」については「耳よりだより」2015.8.11分をご参照ください


【■ポイントその1〜食生活を見直そう】
偏った食生活は生活習慣病の原因になります。腹八分目を心がけ、動物性脂肪を摂りすぎないようにしましょう。アルコールもカロリーが高いので、飲み過ぎには注意が必要です。

<心臓病予防の食事、ここがポイント!>
●塩分を控えよう!......塩分の摂りすぎは心臓病のリスクを高める高血圧の原因に。1日の塩分摂取量は男性8.0g、女性7.0gまでに抑えるよう努めましょう。ちなみに、ラーメン1杯で5~6g、みそ汁1杯で1.5~2g、たくわんは2切れで0.5gの塩分が含まれているといわれます。ラーメンはスープを全部飲まないように、味噌汁は具沢山にしていただきましょう。

●青魚を食べよう!......イワシ、サバなど青魚には、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富。EPAやDHAには、体内でコレステロールが作られるのを抑えたり、血栓を予防する効果があるため、心臓病の予防に効果があります。ただし、青魚は古くなると酸化して老化原因になる過酸化脂質に変化しやすいので、新鮮なものをいただきましょう。

●食物繊維を摂ろう!......心臓病のリスクを高めるコレステロールの吸収を抑え、排泄を促進する働きがある食物繊維。野菜(ごぼう、切り干し大根、ほうれん草、ブロッコリーなど)、きのこ類(しいたけ、しめじなど)、海藻類(ひじき、わかめ、昆布など)、豆類や豆加工品(大豆、豆腐など)に豊富に含まれています。

■ポイントその2〜運動習慣を持とう
 日常生活のなかで積極的に運動する習慣を持ちましょう。ウォーキング、水泳などの有酸素運動は、心臓病のほかさまざまな生活習慣病の改善に効果的です。
※すでに動脈硬化の進行がみられる場合は、運動により狭心症や心筋梗塞のリスクが高まる恐れがあるので、心配な方は医師に相談してから始めてください。



■ポイントその3〜ストレスを解消しよう
ストレスは心臓に大きな負担を与えます。ストレスを避けるためには、日々の生活をゆとりを持って過ごせるよう工夫し、休日には気分転換を図るようこころがけましょう。十分に睡眠を取り、疲労を回復させることも大切です。

■ポイントその4〜喫煙しない
喫煙は血管を収縮させ血流を悪くするほか、活性酸素を発生させ、心臓病の原因となる動脈硬化を進めてしまいます。なかなかタバコがやめられない方は、禁煙外来のある病院などを受診するのもひとつの方法です。

 生活習慣と密接な関わりがある心臓病。いまが健康であっても、心臓病は加齢とともにリスクが高まりますので、上記の項目を参考にぜひとも予防に努めましょう。予防のためには、血圧検査、脂質検査、代謝系検査といった検査を定期的に受け、自身の体の状態をしっかり把握しておくことも重要です。もし検査結果から気になる点が見つかったら、生活習慣の改善は急務です。ただ、長年の生活習慣を改めるというのは、簡単なことではないでしょう。そんなときは、関西メディカルネットの「健康サポートサービス」がお役に立ちます。本サービスでは弊社のパーソナルアドバイザー、パーソナルドクター、管理栄養士などが緊密に連携し、その方に合った健康サポートに努めており、心臓病をはじめとした生活習慣病の予防・改善に効果を発揮しています。心臓病という深刻な病気を発症させないために、ぜひご利用になってはいかがでしょう。


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