耳よりだより

2015.10.14

体調管理

これからの人生を健康に過ごすためにチェックしておきたい"40歳代"の健康

健康強調月間毎年10月1日~31日に設定されている「健康強調月間」。これは健康意識を高め、すこやかな生活習慣を定着させ、健康寿命をのばすことを目的として、健康保険連合会が毎年10月1日~31日までの1ヶ月間を「健康強調月間」に定め、「栄養・食生活・運動・禁煙」に焦点をあてて、生活習慣の見直しや改善のためのPR活動を実施しています。

働き盛りの40歳代。でも、いままで平気だった徹夜がこたえたり、疲れが取れにくい、小さい文字が見えにくい…と感じ始める年代といわれます。
実際、体のメカニズムが大きく変化する時期であり、いままでと同じ調子で過ごしていると、ある日突然、思いがけない不調に見舞われる可能性があるといいます。そこで今回は40歳代が気をつけたい病気や症状、身につけておきたい生活習慣についてご紹介します。

 

【がんや生活習慣病、更年期障害も!40歳代で高まる病気のリスク】

肥満40歳を過ぎると体にはさまざまな変化が生じます。その顕著なもののひとつが肥満。40歳代になると男女とも肥満になる人の割合が増えてきます。特に女性の場合、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少するため、内臓脂肪型肥満になる人が増加。内臓脂肪型肥満は高血圧症や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を引き起こし、それにより動脈硬化が進行すると、心疾患(心臓病)や脳血管障害(脳卒中)など命に関わる病気を発症させてしまいます。

40歳代にはがんの罹患率も高まります。国立がん研究センターがん対策情報センターによる男性の年齢別のがん罹患率を示したグラフでは、がんになる男性が45歳から急増していることがわかります。喫煙やアルコールの多飲が男性に多いことが理由と考えられています。一方、女性も乳がんや子宮体がんといったがんが増えており、男女ともがん検診の定期的な受診が望まれます。

年代ごとのがん罹患率ほかに気になる症状として、更年期障害があります。更年期障害は女性特有のものと思われがちですが、実は男性にも現われます。LOH(ロー)症候群と呼ばれる男性の更年期障害は、男性ホルモンの減少にストレスが加わることで生じるもので、イライラ、無気力、疲労感といった男女共通の症状に加え、ED(勃起障害)なども見られます。

ちなみに、男女とも40歳代で亡くなった人の上位に自殺があります(以下参照)。過度なストレスが原因であることが考えられ、上手にストレスを発散する方法を身につけることも大きな課題だといえるでしょう。40歳代で亡くなった人の死因


【ストレス解消、基本は「栄養」「睡眠」「休養」にあり】

食事

50歳以降が健康かどうかは、40歳代をどのように過ごしたかにかかっているといわれます。まずは病気のリスクを減らす生活習慣を心がけたいもの。たとえば、全国健康保険協会が提唱している「生活習慣改善10ヶ条」などを参考に(以下)、ご自身の生活習慣を見直しましょう。

<生活習慣改善10ヶ条>
・その1 適度な運動を毎日続けよう
・その2 いますぐ、禁煙を!
・その3 塩分は控えめに
運動・その4 油っぽい食事は避ける
・その5 主菜は“肉より魚”を心がける
・その6 野菜をたっぷりとる
・その7 お酒はほどほどに
・その8 毎食後歯を磨こう
・その9 自分に合った方法でストレス解消
・その10 規則正しい睡眠で十分な休養を
         ●全国健康保険協会「生活習慣改善10ヶ条」より

禁煙このうち「ストレス解消」は人それぞれに方法が異なりますが、ベースになるのは「栄養」「睡眠」「休養」です。食事が不規則でないか、睡眠が取れているか、休日には休息できているか…をつねに点検し、おろそかな部分があれば早めに改善に努めましょう。

人生でもっとも忙しい時期といわれる40歳代は、なかなか自身を気遣う余裕がないかもしれません。でも、健康ないまのうちに備えを持つことこそ、これからの人生を有意義にする最善策。そのことを肝に銘じておきたいものです。


■ 関西メディカルネットがご提供する健康サポートメニューについては、こちらをご覧ください。--->健康サポートセミナーのご案内、【資料等お問合せはコチラから】