コラムColumn

2014.09.04

快眠のすすめ

34:睡眠のお悩み相談(2)

 

Q:睡眠時無呼吸症候群でないか心配しています。(60代 会社員・男性)

 

 私は若い頃からずっと“不眠”に悩まされ続けています。
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代頃までは、睡眠不足を体力でカバーできましたが、歳をとるにつれ、だんだん体にこたえるようになり、病院で睡眠薬を処方していただくようになりました。

 

 しかし、アルコールとの併用では副作用が出るため、仕事のお付き合いなどお酒を飲む機会の多い私は、薬を飲むことを抑えてしまい、そうなると一睡もできなくなってしまいます。また、最近では睡眠時無呼吸症候群ではないかと疑っており、検査を受けたい気持ちはあるのですが、ただでさえ眠れないのに、体中にセンサーを付けて眠るなど、とてもできそうもありません。無呼吸症候群がもとで、大きな事故に至らないか、大変不安に思っていますが、何かいい方法はないものでしょうか。

 

 

 

A:少ないセンサーだけで睡眠時無呼吸症候群を調べる方法もあります。

 

  たとえば、手術中のモニターとして使われているパルスオキシメータは検査キットを指に装着するだけなので、自宅のベッドで睡眠時無呼吸症候群を簡単に調べることができます。動脈血中の酸素飽和度を測定するもので、睡眠時に呼吸が止まると血中酸素飽和度が低下することから、睡眠時無呼吸症候群の簡易検査として用いられています。(*) 

 

(*)ただし、軽症の方や酸素不足が起こりにくい方は、測定できない場合があります。

 

  睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何度も目を覚まし、睡眠の質を低下させ、昼間の辛い眠気や、集中力の低下などさまざまな症状を引き起こします。

睡眠時無呼吸症候群が気になられる方は、睡眠専門のプログラムでご相談されるといいでしょう。夜眠れないのはとても辛いものです。まずは不眠の原因をきちんと究明した上で、然るべき対策を講じていただきたいと思います。(睡眠時無呼吸症候群についは、弊社コラム/耳よりだより21.「睡眠不足でこれホント? ③「睡眠時無呼吸症候群ってどんな病気?」などをご参照ください」。)

 

 ⇒関西メディカルネットの「スリープエンハンスメントプログラム」はこちら。


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