コラムColumn

2014.07.10

快眠のすすめ

32:美肌の基本は睡眠から

 

 「美人は夜つくられる」という言葉をご存知でしょうか。人間の体のさまざまな機能をコントロールする役割を担う物質、ホルモン。
私たちの体内には、実に100種以上のホルモンがあるといわれています。このうち、骨や筋肉をつくったり、エネルギー代謝を上げるなどの働きをするのが「成長ホルモン」。文字通り、成長を促す重要な物質です。

 

 名前に「成長」という言葉がついているので、子どもに必要なものという印象を受けますが、成長ホルモンは大人が健康でいるためにも不可欠。疲労回復、脂肪の燃焼、病気への抵抗力、体組織の修復・再生など、さまざまな働きをしてくれます。さらに、美肌にとっても極めて重要で、水分を保つコラーゲンなどのタンパク質や、肌の弾力を保つのにかかせないヒアルロン酸も、成長ホルモンがなければ生成できません。

■睡眠の質向上は、アンチエイジングにも有効!
 この成長ホルモンがもっとも分泌されるのが、夜の10時から午前2時頃です。「お肌のゴールデンタイム」といわれるこの時間帯は、肌の生まれ変わりがもっとも活発になり、血行をよくし、肌の老廃物を取り除くといったことが行われます。しかし、睡眠が不足したり生活習慣が乱れると、成長ホルモンの分泌が減り、肌がうまく再生できません。結果、しわ、シミ、くすみ、たるみ、くま…といった肌トラブルが発生し、肌の老化も引き起こしてしまいます。
 有名モデルや女優さんは、大切な撮影前には早めに就寝するそうです。美肌をつくるには睡眠がなによりも大切であることを、彼女たちは身をもって知っているのでしょう。いつまでも若々しい肌を保つ、そんな美容とアンチエイジングの目線からも、よりよい睡眠をとる努力をしていきたいものですね。

 

 
お肌にいい睡眠、とっていますか

あなたの睡眠の質Check!!

<1>毎日6時間以上は寝ている

<2>夜中に目が覚めることはあまりない

<3>布団に入るとすぐ眠ってしまう

<4>朝の目覚めはいい

<5>朝食もきちんと食べている

<6>日中に眠くなることはあまりない

<7>休日の睡眠時間もふだんとあまり変わらない

<8>寝る前はリラックスした時間を過ごせている

<9>寝具も自分に合ったものを使用している

<10>入浴の際は湯船にゆっくりつかる習慣がある

 

☆上記で8つ以上YESのある人は、質のいい睡眠がとれている人。5つ以下の場合はやや睡眠不足気味、2つ以下の方は不眠の可能性があり。いずれも眠りの質を高める工夫をしてみてください。

 



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