コラムColumn

2008.01.01

健診を"楽しみ"に待ちましょう。

年１回の健診が、あっという間にやってきます。どんな気持ちで待っておられるでしょうか？「また来た、この忙しいのに・・・」「何か病気が見つかったらと思うと心配でうつ。」「はるばる行くのが大変・・・」などなど、楽しみに待つという方は少ないのではないでしょうか。

この機会に、きっちり健康チェックを受けることや、普段電話くらいしか話す機会のないパーソナルアドバイザーと直接顔をあわせて、相談や日ごろ気になることなどをたずねていただくことも大切ですが、忙しい合間を縫って、貴重な一日を費やすのですから、健診に行くこと自体が楽しみになるよう考えてみませんか？

①スタッフに"知り合い"を作る。
坂崎診療所では、予約や受付を担当する事務スタッフが約２０名、２階健診フロアのスタッフ（看護師や臨床検査技師）が約２０名、ＣＴやＭＲＩなどの機器を操作する診療放射線技師が約１０名、さらにＰＥＴ棟に専任の薬剤師や看護師、放射線技師が約１０名と多くのスタッフがお待ちしています。実際に１日のコース内でお会いできるのは１０数名かもしれませんが、「☆☆さん居るかな？」また「△△さんに会えるかな？」と思うだけで少しわくわくしてくるのではないでしょうか？

②医療機器の通（つう）になる
ＭＳＳの健診コースでは、ＰＥＴを初めとするさまざまな検査機器を使用しています。常に最新の機器に更新していますので、毎年何か新しい機械や機種による検査をお受けいただいていると思います。毎回１回でよいので、機械や検査の意義などのついて勉強してみるのはいかがでしょうか？

③同じ日に健診を受ける人と知り合いになる。
１日に、同じフロアーで約１０名の方に健診をお受けいただいています。同じ健診ウエアの方が、ＭＳＳ会員ですので、お声をかけて見られてはいかがでしょうか？もちろん、ウエアの違う方とお知り合いになるのも、楽しいことかもしれません。今年はどんな方とご一緒できるかと楽しみにしてください

④何かひとつでよいので、生活面で改善する。
前回の健診で「体重を５ｋｇ減量して、禁煙して、アルコールを半量にして、休肝日を週２日つくって、夕食は９時までに終えて、間食は止めて、塩分を控えて、毎日３０分歩いて、週末にはダンベル体操をして・・・」と言われておられるかもしれません。健診後１ヶ月ほどはがんばってみたけど、とっても続かない・・・、健診にこられ、「生活面は何一つ変えていません！！」とおっしゃることも実際多いことです。でも、健診えを予約してからでもよいので、何かひとつ改善してみましょう。

小さなことでも１ヶ月続け、胸を張って健診にお越しください。それだで、データが大きく改善することもありますし、賞賛や励ましを受け、次の１年は更に生活改善に弾みがつくことと思います。

次回健診を、ぜひ楽しみに来ていただけるよう、心よりお待ちしています。